水玉

開け放たれた玄関口から
冷たい風が流れ込むが
忘れさせないささくれの澱みを
気にも止めずにただ沈んでいる

浸かったテーブルの脚元に
カルピスソーダの空いた缶
青色の水玉が元気な
置き忘れ置き去られもの

ねえ こんなふうに
深いほど青い

浸かったテーブルの脚元に
僕の夢が空けた缶
青色の水玉が元気な
泣けて泣けて仕方が無いもの
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by betorium | 2005-02-14 00:06 |
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