燃え滓のだれかにかわって

燃え滓のだれかが置いて行った缶ビール
欲しくもないその中身の液体を落花生とともに齧りながら

思い出そうとする自分を制止したくなる
黄ばんだ膜のかかったテレビを馬鹿面で眺めながら

理不尽を綺麗に並べてみせて
当然を強要する妖怪の笑顔を
流行の珪藻土で塗り込めてやりたい
燃え滓のだれかにかわって
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by betorium | 2006-02-13 00:19 |
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