何色

周辺が何となくざわめき始めている。
今日は早目に切り上げて、卵をふたつ茹でた。
硝子の向こう、もの干し竿の緩やかなしなり。
影には余韻のひとしずく。
アルミサッシの袂に、狸が来ている。
おとなになりたての、膨らんだ躯。
濁り水の中の青い部分をめぐって、
狸たちは喧嘩をしている。
ただそれらを眺めている、このごろのぼくは空っぽです。
今の自分が何色なのか、全く想像できません。
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by betorium | 2009-10-17 02:52 |
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