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考え

考えが何かに貼り付くといろいろな事柄を見失う
カケラノカケラ、ソノカケラ、
雨やらみぞれに洗われてやっと剥がれて思い出す
雫とともにはらはらと落ちる
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by betorium | 2007-07-27 01:20 |
目と目の間の窪みの上で

目と目の間の窪みの上で僕の神様が座っている
僕たちは愛で結ばれているだけなので
僕が解り得るのは身体的現象的神様だけであり
こころ的神様についてはかなり無理目だと思う
ともに語り合ったりなんていうのは、まだまだ、だ
つまり、まだまだ、僕は神様のお子様なわけだ
目と目の間のこころの表面は今のところ鏡でしか見えず
つまり、逆様だったりするわけだ
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by betorium | 2007-07-22 23:00 |
運動会

運動会する欲望は
、ふたつかみっつの焦点をもつ
、滲みながらひろがる
、虹として重なる
商店街の軒先の
、てるてるぼうずの裾のうえ
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by betorium | 2007-07-18 01:36 |
境界線

境界線を引くと
、小さなニュートリノが渡って来る
怖がらなくていい
、ただ通り過ぎるだけだから

明ける前に鳥がなきだし
、暮れる前に虫がなきだす
金曜日の明け方に眠ったら
、土曜日の夕方に目が覚めた

一枚の紙をひろげると
、ばらばらな光子が集まって来る
煩がらなくていい
、そのうち混ざって真っ白になる
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by betorium | 2007-07-15 18:45 |

何かにしがみつくためだけに飛び跳ねる蚤
あと先の事は考慮にいれずひどい姿勢で着地する
そんなに高く飛べるなら他の役にも立つものを
何かにすがりつくたびに払いのけられる蚤
宙を舞っている間にだけ見えたきれいな光
光を見るためだけに跳んではみないか
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by betorium | 2007-07-14 17:30 |
くびれ

くびれていく一方だった容器が、音をたてながら世界を吸い込んだ。
歯磨きとしての立場は、中身としての立場になり、獲得できない筈の、形、が与えられた。
突然何かを思い出したような、腕がわずかに動いただけの、朝のできごと。
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by betorium | 2007-07-11 02:58 |
てのひら

私自身は私にあまり似ていない
私自身はてのひらに属しており
私はことばに属している
比べて見ながら思うに
てのひらはことばに似ていない
私自身に代わりはないが
私は何かを真似ている
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by betorium | 2007-07-06 01:43 | 詩(作者選)
飴色の椅子

飴色の椅子缶コーヒー
一年越しの段ボール
肥え太っていく虚ろさが
後片付けで忙しく
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by betorium | 2007-07-03 21:58 |
<五つの原則>

 1、七五三拍子(漸次的変化過程の場合を除く)。
 2、位相変異のない反復過程は奇数回。
 3、自由な断面、或いはCode。
 4、響を重視したContext。
 5、晴耕雨読、逃足迅速。

(1996.7.5)
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by betorium | 2007-07-01 09:54 |